大津市の最南端に位置する大石学区は、昭和26年旧栗田郡大石村から大津市に合併、平成13年には合併50周年記念イベントが盛大に行われ、鹿跳橋東詰に学区のキャッチフレーズ『緑の風と清流の里・大石』のモニュメントが設置されました。合併当時500世帯、7自治会、人口2,300人の規模は、近年宅地開発によりベッドタウン化が進んだ結果、現在1,925世帯、9自治会、人口5,273人と増加しました。平成21年には、新旧住民の融和を図ることを目的に『深めよう地域の絆・つなごう大石の輪』をスローガンに第1回夏祭りが開催されました。秋の運動会、文化祭とともに大石の三大イベントとして、毎年賑わいを見せています。
一方、平成24、25年と大石は2年続いて集中豪雨にみまわれ、各所に大きな傷跡を残しました。この苦い経験をもとに、学区では大石独特の地形や過去の災害から土砂災害や水害に的を絞り、ソフト面での充実を図るべく自主防災組織の再構築を進めているところです。
平成24年には新名神高速道路事業が再開され、大石SAとスマートインターの設置計画が進められており、名実とも大津市の南玄関として更なる発展が期待されています。
また、昭和56年の大津クリーンセンター開設以来、当学区は30余年にわたってゴミ行政との関わりを持ってきました。市民の快適な生活を守る環境行政の一端を担う学区として、今後も健全な信頼関係のもと、その役割を果たしていきたいと考えます。