青山学区自治連合会は2007年に発足した大津市で一番新しい学区です。
桐生の丘陵地の段々畑を毀ち宅地造成がなされ、89年に青山地区での入居が始まりました。開発地中にバブルがはじけ10年近い開発中断の後、現在青山、松ヶ丘、桐生の3地区から当学区は構成されております。
青山、松が丘地区は一部の公共施設等を除いて全て第一種住居専用地域に指定されており、整然とした街並みではありますが特に紹介にたるものはありません。
一方桐生地区に集落がいつ形成されたのか定かでありませんが、氏神である箭簳(やの)神社の勧請記録からみるに室町時代初期には存在していたことと推察されます。南は湖南アルプス、東北は金勝の連山に囲まれており、これらの山腹では逆さ三尊(鎌倉時代)や日本で一番古い摩崖仏と伝わる狛坂の石仏(奈良時代)が見られ、また山麓では明治の遺跡のオランダ堰堤が見られます。