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藤尾学区自治連合会

「これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関」

この歌に代表される当学区は、大消市の西の玄関口であり京都市への入り口でもあります。 昔から大勢の人々が行き交い賑わった東海道や琵琶湖疎水、小関越の存在は藤尾の風土を形作る上で大きな影響を与えてきました。大津百町のうち八町が藤尾にあります。現在も国道1号線をはじめ、名神高速道路、西大津バイパスの逍路網、JRや私鉄の鉄道網が学区内を通過する交通の要所として宅地開発もすすみ成長発展してきました。しかしこの10年、藤尾学区も少子高齢化が進み、人口も減少傾向に転じ、成熟縮小社会への仲間入りをしました。「町づくりの原点は助け合い支え合い」これは藤尾学区自治会連合会の合い言葉です。2008年に完成した新しい市民センターを拠点に各種団体がさらに連携をすすめ、大津市との協働で住んでよかったと思える「新しいまちづくり」に挑戦していかなければなりません。2013年9月、台風18号の豪雨災害はその挑戦が本当に必要であることを実感させてくれました。

文章、写真参照・・大津市自治連合会60周年記念誌「60年史」(平成26年10月大津市自治連合会発行)より

藤尾

2013年台風18号被災後の防火訓練